FARM
地域に密着した自社ファームでの山ぶどう栽培
エスプラスカンパニー株式会社では自社ファームでの山ぶどうの栽培に取り組んでおります。地元宮古市に密着した事業展開にて、2022年より山ぶどうの苗を植え始め、4年後の2026年に自社ファームの山ぶどうジュースを、6年後の2028年には自社ワイナリーのワイン販売を目指しております。
また、絶景で有名な宮古市浄土ヶ浜の青の洞窟にて、2017年産の山ぶどうを使用したワイン約70本を沈め、海底で熟成しております。ワインの引き上げは2026年の予定です。
BUIK事業の開始と新経営体制のお知らせ
私は創業以来のBAR CAFÉ the Sに加えて、2014年オープンのミカフェート盛岡店で飲食事業を展開してまいりました。
また、2012年に宮古市旧新里地区の山ぶどう生産組合の方々に丹精込めて作られた山ぶどうをご提供いただき
オリジナルブランド「涼実紫」でのワイン・ジュースの企画販売を始めました。
そして山ぶどうワインを本格的に生産したいという気持ちが高まり、2022年から栽培を始め、化学肥料、農薬を使わない畑を作りました。
また化学肥料、農薬を使わない畑を作ろうとしている時、有機肥料(BUIKプレミアム)と出会い
これを岩手、東北に普及させたいとの思いを抱き、東北初のBUIKシステム(※)宮古工場を2023年10月に竣工しました。
BUIK事業は、経済産業省の事業再構築補助金と金融機関からの資金により実現できましたが、
弊社監査役を務めていた公認会計士の中嶋克久氏による助けがなければ資金調達にたどり着けないものでした。
また中嶋氏から製造業であるBUIK事業は、農家等の経営者を相手にするBtoB(“Business to Business”の略称)であり
一般消費者を顧客とする飲食業、BtoC(“Business to Consumer”の略称)と異なる
経営戦略・経営管理をしなければならないとのアドバイスをいただきました。
このお話を受け止め、BUIK事業には中嶋氏の力を借りる必要があるとの考えに至り中嶋氏に代表取締役会長に就任いただき、
さらに新監査役として公認会計士・税理士の花舘達氏に就任いただき、2023年9月22日よりこの体制で新規事業を開始しました。
代表取締役会長(経営戦略・経営管理管掌 | 中嶋 克久
(公認会計士) |
代表取締役社長(創業者、飲食事業・BUIK事業管掌) | 堀内 繁喜 |
監査役 | 花舘 達
(公認会計士・税理士) |
また、この度、エスプラスカンパニーは、新たに執行役員とマネージャーを登用し、組織経営を強化する所存です。
執行役員ミカフェート盛岡店支配人 | 堀内 織江 |
BUIK事業部マネージャー | 堀内 結斗 |
このような新規体制で経営に取り組む所存です。
引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
エスプラスカンパニー株式会社
代表取締役社長 堀内 繁喜
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※【BUIKシステムの概要】
食品残渣を強力に分解する有用微生物群BUIK菌の力を活用し、BUIK独自の機械「BUIKモデル」 で高温醗酵分解することによって有機肥料・飼料を作り出すシステム。魚のアラや食品の加工クズ、食品残渣等か ら、栄養分に富んだ安全な肥料・飼料を生成する、環境にやさしく、持続可能な社会づくりに貢献する資源循環型 システムです。BUIK有機肥料は土を元気にし、有機野菜の連作を可能にさせ収穫量向上させます。飼料としては家畜や養殖魚等の免疫力を向上し生育環境も整える高性能な有機肥料です。